北陸地方整備局伏木富山港湾事務所は、国の補正予算(ゼロ国債)で5億7000万円の配分を受けたことから、新湊地区における岸壁マイナス12メートル(北)築造などに取り組む。
工事内容は▽伏木富山港(新湊地区)岸壁(マイナス12メートル)(北)築造工事 射水市越の潟地先 撤去工一式、地盤改良工9600立方メートル 主要建設資材需要見込み量セメント系固化材一式(対象土量9600立方メートル) 発注規模2億5000万円以上6億円未満▽伏木富山港(伏木地区)岸壁(マイナス14メートル)改良工事 高岡市伏木万葉ふ頭 舗装工1500平方メートル、復旧工一式 (主要建設資材需要見込み量コンクリート約450立方メートル、コンクリート約50立方メートル 発注規模3700万円以上9000万円未満―。ともに第4四半期に発注する。
岸壁(マイナス12メートル)(北)築造は、伏木富山港新湊地区臨港道路整備事業として進められているもの。伏木富山港(新湊地区)の東西に分断されている港口部を結び、港湾貨物などの臨港交通を円滑に処理するとともに、富山新港東西線に接続する国際物流ターミナル機能を改善するもの。東西線とターミナルを一体的に整備することで、新湊地区全体の物流の効率化を図る。