富山県土木部管理課は、富山市新総曲輪地内「富山県議会議事堂耐震改修工事」を、13億7000万円で辻建設・石坂建設・村松建設JVに落札した。21日の開札分。
概要は議事堂(SRC造地下1階地上4階建て延べ6030・72平方メートル)の耐震補強、法適合対策(特定天井、防火区画等)、内外部改修、外構一式。4月から1・2階部分の議会事務局や大会議室、議員控え室、7月から本会議場内、17年1月から3・4階の委員会室、正副議長室などの整備を進める。工事期間中は、本会議や委員会を県庁大ホール、県民会館で開き、正副議長室を県庁内に移す。完了部分から順次使用を開始する。工期は17年7月28日まで。予定価格は13億7720万円、調査基準価格12億3940万円。電気設備、空調設備その他の2件は、2月に公告する。
設計は、富山県建築設計監理協同組合(意匠=福見建築設計事務所、構造=三四五建築研究所)が担当。