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建通新聞社(静岡)
2016/01/25

【静岡】静岡市のアート&スポーツ/ヒロバ、実施設計を昭和設計で

 静岡市は、すでに「アート&スポーツ/ヒロバ」(東静岡駅北口多目的広場)として整備する方向を打ち出していた東静岡地区の市有地活用で、21日に測量・実施設計の入札を行い640万円で昭和設計(静岡市葵区)が落札した。
 敷地面積2・4fで、ファミリーゾーン、アートプラクティス・ゾーン、アクティビティ・ゾーンの三つに分けて整備する方針。工事内容は、排水設備や電気設備、芝舗装、アスファルト舗装、常設テント、トイレ(追加)、セクションなどの整備が見込まれる。工事費は1・5億円〜2億円を見込み、2016年度当初に発注、秋ごろのオープンを目指す。
 ゾーンごとの整備内容を見ると、ファミリーゾーンは天然芝張りとし、幅広い年代の人が自由に過ごせる広場を創出とする。アートプラクティス・ゾーンはクレイ舗装とし、エアプレーンやラジコンなどのプラモデルホビーや大道芸のイベントができる広場を提供。
 また、アクティビティ・ゾーンはアスファルト舗装とし、ローラー・スポーツなどを楽しめる広場とする。さまざまなセクションを設ける他、雨天時も考慮しテントハウスも設営する計画。ローラー・スポーツの本格的な競技が可能な施設整備を目指したい考え。
 同広場整備は、かねてよりの懸案事項となっており、市では2段階に分けて整備する方針。第1段階では、暫定的に文化、芸術、スポーツ、イベントが行える空間づくりを目指し、東京オリンピックが行われる20年をめどに、第2段階の整備方針を決定することにしている。今回の整備は第1段階のものとなり、第2段階ではアリーナやサッカースタジアムといった案が示されている。


提供:建通新聞社
(2016/1/25)

建通新聞社 静岡支社