愛知県三河港務所は、蒲郡市の「豊田自動織機 海陽ヨットハーバー」の老朽化対策として、施設改修を検討している。基本計画を策定し、整備計画の方向性ととともに具体化を図る。パシフィックコンサルタンツ中部支社(名古屋市西区)に業務を委託、履行期間は3月下旬まで。
改修の対象は、クラブハウスがメーン。鉄骨造2階建て延べ1315平方b。会議室、更衣ロッカー、シャワー、レストランなどを設けている。海陽ヨットハーバーはクラブハウスのほか、艇庫、ボートヤード1万8203平方b。係留施設は40bが2カ所、80bが1カ所。クレーン1基、駐車場358台など。
三河港の大塚地区にある同施設は、1993年に整備したもので、老朽化が進んでいる。2017年7月にテーザー級世界選手権が開催されるなど、国際大会の誘致を継続していくことから、クラブハウスなどの施設改修を打ち出した。改修内容などを精査、検討して基本計画を策定する。施設整備の基本的な方向性とともに具体化を図る方針だ。
同施設の運営は愛知県都市整備協会が担当。所在地は蒲郡市海陽町1ノ7。
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建通新聞社