柏崎市は、新庁舎整備事業について、16年度当初予算に基本設計費6000万円を計上する方針だ。設計者はプロポーザルにより選定することにしており、4月に公告へと運ぶ見込み。
計画によると、新庁舎は日石町3・4街区の敷地1万9500平方メートルに延べ1万4000平方メートル規模で建設。免震構造を基本とする。3街区に新庁舎と庁用車用車庫1600平方メートル、来庁者用駐車場210台分を設け、区画道路を隔てた4街区は来庁者用第2駐車場と職員用駐車場に充てる。
概算事業費は、本体や外構などを含めて総額75億円。財源に庁舎整備基金、地域振興基金、合併特例債、県地域づくり資金と一般財源を想定している。
16年度に基本設計、17年度に実施設計を行い、18年度から3カ年で建設する。実施設計費は別途17年度当初予算で計上することにしており、基本設計受注者と随意契約する予定。
また、16年度は「新庁舎周辺等活性化方策検討事業」にも着手する。建設地が柏崎駅前に近いことから、新庁舎を活用しながら周辺一帯の活性化を図る。当初予算に事業費として809万6000円を計上する見通し。