津山市は、東庁舎(写真)と加茂支所の耐震診断を行った結果、東庁舎は1階部分のIs値が0・57と耐震補強の判定基準0・6を下回った。また、加茂支所は、1階部分のIs値が0・5、2階部分が0・52といずれも基準値を下回った。市は、改修内容を含め、今後の対応策を検討しており、必要があれば16年度以降で設計などに着手していくことになる。
旧耐震基準施設の市役所東庁舎は、本館棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ2125平方b(1975年竣工、87年増築)、付属棟が鉄骨造3階建て延べ486平方b(75年竣工)。加茂支所は、80年建築の鉄筋コンクリート造3階建て延べ2158平方b。耐震診断は、東庁舎を芦田設計(津山市)、加茂支所を坂本建築設計(同市)が担当した。
(提供:建通新聞社)