トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

大分建設新聞社
2016/01/22

【大分】大勢の市民が見学、新国東市庁舎の内覧会

 本体工事が完成した国東市の新庁舎内覧会が21日、現地であった。市民、工事関係者など数百人が訪れ、什器や備品搬入前の新庁舎見学を楽しんだ。市では、内覧会終了後に旧庁舎からの移転作業を進め、2月1日に新庁舎で業務を始める。
 建物は、RC造4階建て延べ7314・84平方b。1階は収納や諸証明、各種届出などの市民の利用頻度が高い窓口を集約。入り口には、アストくにさきと新庁舎をつなぐ屋根のある通路「くにさき回廊」が設けられた。2階は、農林水産業や商工業関係などのインフラ整備各課を配置。3階は、総務・財政・政策企画などの管理部門と防災対策本部なども配置。4階は、議場。屋上には、太陽光・自家発電などを設置。
 本体工事を施工した鴻池組・木戸産業JVの、清水勇現場代理人(鴻池組)は「多くの市民が来庁してくれて、本当に待望されていた様子がよくわかる。工事が完了するまで気を引き締めて仕上げに臨みたい」と話した。
 今後の工事は、くにさき回廊の屋根工事と第3期外構工事が3月20日まで。そして、2月上旬から3月20日までに新庁舎に隣接する、旧国東町歴史民俗資料館を解体、その跡地に3月末から5月末にかけて、第4期外構工事で北側駐車場を整備する。また、市では5月に、落成式典を予定している。    

提供:大分建設新聞社