建通新聞社(神奈川)
2016/01/21
【神奈川】神奈川県内広域水道企業団が施設整備事業計画案を策定 5年間に418億円
神奈川県内広域水道企業団は、「かながわの水道用水供給ビジョン」(11〜20年度)に掲げる目標を達成するための施設整備の事業計画案(16〜20年度)を策定した。5年間で総額418億円の事業費を計上し、老朽化対策と耐震化事業を重点的に実施する。
各事業の主な取り組みは次の通り。
■水道用水の品質向上
▽臭気物質の監視体制強化(かび臭センサーの導入拡大)
■老朽化対策(施設更新)
▽監視制御設備、薬品注入設備の計画的な更新▽排水処理設備の更新
■老朽化対策(修繕工事)
▽排水処理設備の修繕▽施設の長寿命化を図る修繕(防食塗装等の大規模修繕)
■管路保全
▽管路の電食・マイクロセル腐食対策▽補修材料の備蓄
■耐震化事業
▽導水施設、浄水施設、送水施設、ポンプ所の耐震化
■危機管理対策
▽非常用発電設備のガスタービン化
提供:建通新聞社