学校法人金城学園(金沢市本多町2丁目2番3号、加藤真一理事長)は19日、同地内で計画している「(仮称)遊学館高等学校第一体育館新築工事」について、8社から見積もり徴集し、松井建設に施工決定した。
計画によると、建設規模はSRC造+S造2階建て延べ2152・46平方メートル(建築面積1767・83平方メートル)。1階がアリーナ(1560・13平方メートル)で、バスケットボールコートが2面、バドミントンコート6面、バレーボール(6人制)コート2面がとれるほか、2階(592・33平方メートル)がランニングロードと、部室となる。現在の第一体育館を解体し、新たに建設する。
工事スケジュールとしては2月下旬から解体工事に着手し、順調に行けば5月上旬には本体着工に入るもよう。完成は17(平成29)年2月末を目指す。設計は中島建築事務所(金沢市清川町)が担当している。
金城学園は一昨年11月に創立110周年を迎え、「遊学の精神の涵養」を掲げ、時代の要請に応えることができる学生の創出に努めている。