2015年度のトップ政談会(市長グループ)が14日、県庁内で開かれ、大西秀人高松市長ら県内8市の市長と浜田恵造県知事が人口減少問題と地方創生などについて意見を交わした(写真)。
冒頭、浜田知事は国勢調査(速報)を受け「人口減少に歯止めが掛からない」とした上で、人口減少の克服に向け、昨年策定した「かがわ創生総合戦略」や、2016年度からの次期総合計画「新・せとうち田園都市創造計画」の重点施策などの着実な推進を通じ「8市9町との連携を一層深め香川県全体の発展に努める」とあいさつした。
8市からは揃って人口減少問題を提起。県に対し「地方の持つ優位性をもっと広報すべき」、「企業誘致でICT(情報通信技術)関係など、新しい産業分野創出に視点を置いた情報発信が必要」などと指摘。浜田知事は「人口構成のバランスを取りつつ、田園都市かがわの魅力をもっとアピールし、これらに重点を置くようにしたい」と述べた。
提供:建通新聞社