片倉コープアグリ梶i本社・東京都)は、同社の前身、片倉チッカリン創業の地の大分駅南口(上野の森口)のロータリー西側に大型商業施設「KCAアクロスプラザ大分駅南」を建設する。建築確認情報によれば、2月1日に着工。9月30日完成を目指す。敷地面積6875・8平方b、地下1階・地上4階建てで、高さ17・68b、延べ1万2369・97平方b。設計・施工は大和ハウス工業大分支店。
大和ハウス工業は、片倉社から商業施設を賃借し、テナント募集なども行う。売り場面積は約7000平方b(バックヤード、テナントの仕切り含む)で、駐車場(屋内)は機械式で最終的に従業員用を含め約250台収容を整備する方針。施設は関連会社の大和情報サービス鰍ェ運営する。
同社では28年10月から11月のオープンを目指し、早ければ2月上旬に大店審への届け出準備を進めている。テナントはキーテナント1社がほぼ決定段階にあるとしており、大店審届け出時に判明する。その他は現在交渉中で、オープン直前に発表する予定。
大分駅南店は、同社が全国展開で運営する「アクロスプラザ」の中でも大規模なものになる。同ブランドの店舗は郊外型(県内では大分市のアクロスプラザ森町)が中心で、中心市街地型の出店は珍しい。
昨春のアミュプラザおおいた(売り場面積3万1000平方b)は、中心市街地に大きなインパクトを与えたが、さらにKCAアクロスがオープンすれば、従来は約12万平方b程度だった中心市街地の売り場面積が、13万平方b近くに膨れる。
提供:
大分建設新聞社