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建通新聞社(神奈川)
2016/01/19

【神奈川】座間市 新消防庁舎建設へ実施設計進む

  座間市は、新消防庁舎建設計画に伴う実施設計を、田辺設計(横浜市)に委託して進めている。設計納期は2月上旬。
 建設地となる米軍のキャンプ座間チャペル・ヒル住宅地区の返還について、米軍と国による調整作業が行われており、条件が整えば2016年度に工事着手する予定。
 現在の消防本部の建物が複数棟に分散しているのに加え、老朽化やスペース不足に対応するため、県道51号を挟んで向かい側の敷地5000平方bに移転改築する。
 新建物の規模は、鉄筋コンクリート(RC)造3階建て延べ4000平方b。車庫、事務室をはじめ、仮眠室・浴室・食堂などで構成。また、訓練棟も併設する。
 敷地の地下には、自家給油設備としてガソリン・軽油用(計20`g)のタンクを築造して、発災などに備える。
 また、将来的に解体を予定している既存施設はRC造2階建てで、総延べ床面積が1536平方b。
 跡地の利用計画は、今後庁内で検討を継続していく。
 提供:建通新聞社