魚沼市は、18日に開かれた市議会庁舎再編整備特別委員会で、「新庁舎建設基本設計および実施設計者選定に関する公募型プロポーザル」の実施要項について説明した。22日に公告し、参加申請書を2月16日まで受け付ける。契約限度額は1億6000万円。
委員会には大平悦子市長のほか、坂井修企画政策課長らが参加し、要項の説明にあたった。それによると、主な参加要件は一級建築士の資格、建築設計の責任者として延べ5000平方メートル以上の公共建築物新築実績を有すること。単体企業を対象とし、共同企業体での参加は不可とする。最優秀者に特定された後、協力業者として市内企業とグループを組むことも条件に加えた。
一次審査は3月3日を予定。各社にA1サイズパネル1枚の提出を求める。提案内容は「魚沼産木材の有効活用と庁舎整備の考え方」。一次審査で5社程度に絞り、二次審査のプレゼンテーションとヒアリングで最優秀者を決定する。
業務内容は、新庁舎建設工事に係る基本設計および実施設計(市民ワークショップなどの企画運営、外構工事基本設計を含む)。履行期限は17年12月28日まで。
新庁舎は、北部公民館周辺に延べ1万平方メートル規模で計画。概算事業費は53・3億円。17年度の着工、19年10月の完成を目指す。