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　京都市は18日、先進的な食品流通拠点として再整備する中央卸売第一市場（下京区朱雀分木町80他）について、基本設計を委託するにあたり公募型プロポーザルを公告した。今後審査を経て３月に受託候補者を選定する。今回基本設計のみを行う水産棟の改修工事は実施設計・施工一括発注による工事を予定している。
　「京都市中央卸売市場第一市場整備工事設計業務委託ただし、水産棟改修建築工事及び設備工事基本設計その他業務委託」の概要は、�@水産棟改修（居ながら改修）工事に係る基本設計�A関連施設棟・水産棟仮設店舗改修工事に係る基本設計及び実施設計�B実施設計及び改修工事に関する発注仕様書等の作成支援業務。
　対象建築物の水産棟はＳＲＣ造４階建、延約３万９４６０�u（屋外付帯含む）。関連施設棟はＳＲＣ造３階建、延約８６１８�u（加工食料品卸売場含む）。仮設建築物は市場を運営しながらの段階的な施設整備に必要な仮設建築物等。既存解体対象物は▽（水産棟・関連施設棟内）仲卸店舗、事務室、低温設備、耐火被覆▽鮮魚冷蔵庫（製氷棟を含む）▽上記に関連する既存設備一式▽その他必要な解体対象物一式。
　履行期間は29年３月31日まで。
　概算予定価格は１億１７００万円（税込）。
　主な参加資格は、▽一級建築士事務所としての登録▽本社が日本国内▽12年度以降に卸売市場における延８００�u以上の新築、増築又は改築に係る設計業務を元請として受託し完了した実績等。
　参加資格の通知日は２月２日の予定。第一次審査（書面審査）は２月17日に行う。技術提案の期限は３月４日５時まで。第二次審査（ヒアリング審査）は３月14日に行う。受託候補者選定結果の通知は３月18日。
　担当課は京都市中央卸売市場第一市場市場整備推進課（�рO７５−３１１−６２７４）。
　なお第一市場施設整備の基本計画及びＰＦＩ可能性調査、マスタープラン策定補助は三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング（大阪市北区）が担当。