日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/01/19
【埼玉】ポラテックが建築訓練校現場見学会開催
ポラテック梶i中内晃次郎代表取締役、越谷市七左町2−7)は、越谷市レイクタウン6−17−1ほかで建設中のポラスグループ建築技術訓練校の現場見学会を開催した。事業は国土交通省の2015年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択を受けている。新しい技術による木造を提案している。
通常、木造による中大規模建築は規模によって大断面を有する部材を準備する必要がある。ポラスグループでは、一般住宅建築などに利用される一般流通集成材を複数本集束させることで、大断面部材と同径の部材を構成することが可能となる技術を開発。建築物の構造体(合せ柱・合せ梁・重ね梁)として採用した。
実習棟は平屋、床面積549・56u。幹線道路からの眺望に配慮した合板パネルを設置し、外観からも木造と分かるようアピール。事務所棟は3階建て、床面積846・99u。テラス外周部に木製格子パネルを設置し、木質感あふれる仕様とした。ともに木造準耐火建築物(60分耐火)。