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建通新聞社(中部)
2016/01/22

【三重】総合雨水対策基本計画 プロポで中日本コンサルに決定 鈴鹿市

 鈴鹿市は、「鈴鹿市総合雨水対策基本計画」策定のための公募型プロポーザルを行い、受託候補者を中日本建設コンサルタント(津市)に決定した。委託期間は2019年3月8日まで。
 同計画は、「鈴鹿市都市マスタープラン」の目標である「安全で安心できるまちづくり」の達成を目指し、河川・下水道(雨水)整備などの雨水対策を推進するもの。
 14年度に実施した雨水対策基礎調査結果を基に、中期計画(19〜28年度)・長期計画(29〜38年度)で取り組む雨水対策事業の詳細を検討する。
 市は、課題事項を「全市的な共通の課題」と「地域的な個別の課題」に分け、計18項目を挙げている。共通課題の中で建設関係のものは「河川施設の耐震に関する検討」、「内水排除方法〈樋門・ポンプ場など設備更新〉の検討」、「水辺環境の保全」など。また、個別の課題では「八握川上流部相当の調整池設置および六郷川〈下水幹線〉の改良」、「田古知川の部分改良」、「白子地区浸水対策の時点修正および第3排水機場更新」「白子西調整池築造および白子第2排水機場増強」など。
 市は、計画策定に当たり事業を実施する河川・下水道(雨水)だけでなく、国や県が管理している一級・二級河川や海岸(高潮、津波対策)の整備計画も配慮し、連携した総合的な計画を進めていくため、関係機関と協議を重ねていく。

提供:建通新聞社