公益社団法人新潟県環境保全事業団は、「エコパークいずもざき第3期最終処分場(管理型)建設工事」について、2月上旬にも処分場本体工事を公告したい考えだ。
浸出水処理施設については、性能発注となり、15年6月に公告した参考見積設計に参加した業者を対象に、同じく2月にも指名通知する方針で、2件ともに16年度早々の契約を目指す。
エコパークいずもざきは、出雲崎町大字稲川地内にある産業廃棄物処理施設で、埋立残余量がわずかとなっていることから、管理型最終処分場と浸出水処理施設を整備する。新処分場の容量は約93・7万立方メートル(埋立期間=約13年間)で、浸出水処理施設の規模は520立方メートル/日、調整設備容量は1万5200立方メートルを想定。総事業費に約100億円を見込む。
工期は全体で32カ月(2年8カ月)を想定。準備工事に3カ月、貯留構造物含む造成工事に24カ月、遮水工事(ベントナイト混合土、遮水シート張工、漏水検知システム設置工等)に16カ月、その他設備工事(雨水側溝、地下水集排水管、浸出水集排水管、ガス抜き管、道路舗装工等)に24カ月、浸出水処理施設建設工事に25カ月を見込んでおり、18年度内の供用開始を目指している。
処理場本体の基本・実施設計はエイト日本技術開発が担当。