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　社会福祉法人北伸福祉会（金沢市岸川町、北本廣吉理事長）は同市米泉町地内で計画している「朱鷺の苑かがやき建設工事」について、２月９日に８社による入開札を実施する。このほど現場説明が行われた。
　建設規模はＳ造５階建て延べ４０２５・４７平方メートル（建築面積１１５４・３２平方メートル）。１００戸のサービス付き高齢者向け住宅で、内部は居室のほか、開放的なエントランスホール、ダイニングホール、大浴場、ラウンジ、厨房のほか、クリニック、調剤薬局（テナント）も設けられる。
　建設場所は同市米泉町１０丁目１―１５９、１６０で敷地面積が５３４６・０８平方メートル。３月にも着工し、１７年１月末の完成、２月のオープンを目指す。設計は中島建築事務所（金沢市清川町）が担当している。
　同エリアはＪＲ西金沢駅に隣接し、松原建設（富山市）とロクショウ（同）が開発したＪＴ金沢工場跡地約１０万平方メートルの『金沢米泉ニュータウン』で、住宅地に加え、家電量販店やドラッグストアなどの商業施設、オフィスビルの建設が進められている。
　北本理事長は今回の計画について「北陸新幹線が延伸し、さらに注目度が高まる場所。現在、天然温泉の掘削も進めており、素晴らしいロケーションを活かしながら、木をふんだんに使った快適な高齢者施設にしたい」としている。