静岡県は18日、(仮称)富士山世界遺産センターの建築工事を制限付き一般競争入札で公告する。また、電気設備と機械設備工事については、2月上旬に公告し、建築工事と共に3月下旬の着工を目指す。
(仮称)富士山世界遺産センターについては、債務負担行為の変更を静岡県議会12月定例会で承認された。県は建築工事の再入札への対応として、逆円錐形のデザインを維持しながら、センターが担う四つのコンセプトを展開する機能を確保、建築工事費を圧縮した。
見直し後の内容は、機械室(地下室)を廃止し、西棟の屋上などに再配置し、収蔵庫や映像シアターなどの諸室の面積を縮小した。延べ床面積は約3400平方bで、建築工事費(電気・機械設備工事などを含む)は当初の27億8700万円から3億円増えて30億8700万円を見込む。
提供:建通新聞社
(2016/1/18)
建通新聞社 静岡支社