嶺北消防組合(坂井市春江町随応寺)は、丸岡消防署の移転新築工事について、16年度の早い時期に一般競争入札の公告を行いたい考えだ。
計画によると、新庁舎は2階建て約1000平方メートルを想定している。5階建て程度の訓練棟も併設する。新庁舎および訓練棟等の建設規模は、計2000平方メートル程度を予定。
設計は藤田建築設計事務所(福井市米松1丁目)が担当。設計発注段階での目標工事費は約10億円としている。
坂井市丸岡町一本田地係の現庁舎(RC造2階建て延べ約1000平方メートルで71年竣工)の老朽化および狭隘化などを理由として、丸岡消防署の移転新築工事を計画するもの。
同市丸岡町愛宕地内の旧八ケ幼保園(634・97平方メートル)、旧丸岡保健センター(549・75平方メートル)、旧丸岡青年の家(284・75平方メートル)を解体し、その跡地に移転する。
現在は川健土木で解体工事が進んでいるところで、2月に完了する予定。敷地面積は約6200平方メートル。
順調なら16年度の当初予算に工事費を計上し、2カ年で建設を進め、17年度中の新施設完成を目指す。
なお、建設工事の発注者については同組合とするか、坂井市が発注するか、現在、検討中としている。