日刊建設工業新聞
2016/01/13
【鳥取】県生活環境部 低コスト耐震工法推進で開催
県生活環境部くらしの安心局住まいまちづくり課は、立ち遅れている木造住宅の耐震改修を推進するため、名古屋工業大学高度防災工学センターの協力を得て、低コスト工法講習会を2月3日午後1時30分から倉吉市福庭2丁目の建設技術センターで開く。定員は186人(先着順)で、申込期限は20日。受講料・テキスト代無料。建築CPDプログラム認定3単位。
講義内容は、▽耐震改修の促進に向けて▽全国の耐震改修の展開、件数をどう伸ばすか▽安価な耐震改修工法の説明▽耐震改修コストダウンのかくしわざ▽木造住宅耐震診断等の補助制度の概要説明。低コスト工法は、既存の壁や床、天井を壊さず、外壁撤去を行わずに外部から補強できるため、工事費や工期を短縮できるのが特徴。一般的な工法の筋交いによる補強などに比べ建設コストを3割から6割程度抑えることが可能としている。同課では「12日現在で100人あまりが申し込んでいるが、木造住宅のより一層の耐震化を促進するため、一人でも多く受講していただきたい」と話している。申し込み・問い合わせは同課(電話0857−26−7391)。