建通新聞社(神奈川)
2016/01/12
【神奈川】首都高速 横浜環状北西線トンネル避難施設 実施設計をオリエンタルコンサルタンツで
首都高速道路は、高速横浜環状北西線トンネル避難施設他実施設計の公募型プロポーザル(簡略手続タイプ)を行い、オリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区)を委託先に決定した。委託金額は2780万円。360日間の工期で作成する。
北西線トンネルにおける避難は、車道(床版)の下を避難通路として利用する。防護壁の部分に非常口を設け、すべり台により車道から避難通路へ降下する方式。管理用階段は、維持管理上で使用するとともに、緊急時に消防隊が避難通路から車道へアクセスする消防隊進入路として設置する。
非常口(すべり台)と消防隊進入路(管理用階段)に設ける跳ね上げ式扉は、操作ボタンにより跳ね上げ扉とスライド扉を自動で開放し、一定時間後にスライド扉が自動閉鎖する機能をもつ設備とする。
非常口・すべり台は、標準部で250b間隔で設置。急勾配部では50〜100b間隔で設置。管理用階段・消防隊進入路は250b間隔で設置する。
また、高速横浜環状北西線他照明その他電気設備の実施設計はパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)に委託。落札金額は2300万円。北西線全線に渡る照明設備を検討する。
提供:建通新聞社