金沢大学は8日、簡易公募型プロポーザルで選定を進めていた「金沢大学(角間2)学生留学生宿舎(先魁2)設計業務」について、最適者に内藤建築事務所(名古屋事務所/名古屋市中区)を特定し、2550万円で随意契約した。
業務内容は、角間2団地敷地内に計画する学生留学生宿舎先魁2の新営に係る基本・実施設計業務、計画通知等の諸手続。設計業務の履行期間(計画通知等手続きを含む)は7月29日(成果物の提出は5月31日)まで。
プロポーザルの募集要項によると、学生留学生宿舎の規模はRC造延べ3700平方メートル以上。学生向け居室でハウスシェア型とし整備戸数は40戸、収容人員200人(1戸当たり5人)で計画。階数については設備、外構を含め8億9000万円(税込み)以内。様々な人種の学生が宗教や思想の枠を超えて共同で学び生活するというグローバル人材育成のための必要な空間を整備する。
設計水準書の整備方針に関しては、自然景観に調和し、キャンパス内の景観形成に資するような施設とすることや、3期分として収容人員100人(5人×20戸)のスペースを確保することなどを求めている。