東静岡駅南口県有地に「文化力の拠点」施設を計画している静岡県は、県庁で第2回基本計画策定専門家会議を開いた。県が導入機能・規模イメージ案を示し意見交換した。
県がたたき台として示したイメージ案は、基本構想の中の@創造・発信A学ぶ・人づくりB出会い・交わる−の三つのコンセプトに分け、導入が特に必要と考えられる機能を盛り込んだ。
「創造・発信」では、文化力を発信する機能として多目的情報発信スペース(規模感1000平方b程度)。また、「食・茶・花の都」の創造・情報発信としてレストラン、販売施設などで民間の提案を期待するとした。
「学ぶ・人づくり」では、大学コンソーシアムの拠点機能、図書室機能(閲覧室、会議室、講義室、学習室)、歴史文化情報センターのほか、古代東海道を活用した広場を盛り込んだ。
「出会い・交わる」では、迎賓機能(特別応接室、特別会議室)、留学生などの短期滞在施設、外資系企業向けレンタルオフィス、ビジネスインターン向け宿泊施設などを示した。
提供:建通新聞社
(2016/1/8)
建通新聞社 静岡支社