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北陸工業新聞社
2016/01/07

【石川】24日に組合設立総会/松任北安田南部土地区画整理/白山

 白山市の松任北安田南部地区土地区画整理組合の設立が石川県から認可されたことを受け、24日に北安田公民館で設立総会が開かれる。
 同土地区画整理事業は、北陸新幹線白山総合車両所に隣接する約13・7ヘクタールの区域が対象。JR北陸本線に設置を目指している新駅を核に、住居系を中心とした市街地の形成を図る。商業系ゾーンには、地元の意向として周辺の住居系市街地に必要な食品スーパーの立地が計画されている。同事業の施行期間は15年度から20年度までで、総事業費は約20億円が見込まれる。
 同地区では、都市計画道路北安田中央線(延長182メートル、幅員16メートル)を在来線新駅付近まで延伸させ、成北安田線(延長865メートル、幅員16メートル)や北安田千代野線(延長15メートル、幅員16メートル)のほか、幅員6〜9メートルの区画道路を適正配置し、交通アクセスの向上を図る。付帯施設として、洪水調整池や街区公園も数カ所設ける計画だ。
 地元では、12年7月に組合設立準備委員会(信作喜久雄委員長)を立ち上げ、設立認可を目指してきた。また、JR松任駅と加賀笠間駅のおおむね中間地点に設置を目指している在来線新駅については、「白山市在来線新駅(仮称)西松任駅建設促進協議会」が発足。地域が一丸となり、新駅建設に向けた様々な運動を展開している。

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