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　紀北町は、計画期間を２０１５年度から19年度までの５年間とする「紀北町まち・ひと・しごと創生総合戦略」（最終案）をまとめ、パブリックコメントを18日まで募集している。
　同総合戦略は４章で構成されており、第４章の「施策の展開」の中で「社会基盤等の適切な維持管理」について触れている。それによると、施策の方向としては、公共施設などについては総合管理計画の策定の下、各種公共施設や道路などの老朽化への対応と長寿命化を図るとともに、公共施設などの効率的・効果的な維持管理や利活用を推進していくとし、道路改良率と橋梁改良数について重要業績評価指標を設定している。道路改良率では19年度の目標値を52％（現状値は47％）、橋梁改良数では目標値を延べ10橋（現状値は延べ３橋）に設定している。
　また、公共施設の適切な維持管理の主な取り組みとして、�@公共施設など総合管理計画の策定の下、公共施設の適切な維持管理を進め、空き施設の有効活用に努める�A長寿命化計画に基づき、町営住宅の適切な維持管理を図る―とし、道路・橋梁の長寿命化の主な取り組みとして、�@緊急度や優先度を考慮し、道路の点検、補修などを行う�A橋梁点検・健全度評価を行うとともに、修繕計画を策定し、橋梁の耐震化・長寿命化を図る―としている。

提供：建通新聞社