愛知県知立建設事務所は、2016年度から3カ年の「建設部公共土木施設防災安全協定」を締結する協定業者を募集するため公募型プロポーザルで公告した。現行の3協定を一本化するほか、協定対象の土木施設に下水道管路を新たに追加するなど前回からの変更点がある。参加表明書・技術提案書を16年1月25日から2月5日まで受け付ける。
同協定は、災害時に建設部が管理する公共土木施設に対して、巡視業務や災害応急工事、緊急維持修繕、道路雪氷対策を行うもので、道路や河川、砂防に加え、新たに下水道管路を対象の土木施設として追加した。また、現行の「防災協定」「緊急維持修繕協定」「道路雪氷協定」の3協定を一本化して締結する。
同協定は、経営事項審査で定める「その他の審査項目、防災活動への貢献の状況(W3)」の算定対象になるほか、愛知県の総合評価落札方式競争入札の評価項目「災害協定等による協定締結および活動実績の有無」の防災協定とみなされる。
主な応募資格は、入札参加資格を有する営業所を管内に置き、土木工事業の総合点数が690点以上であること―など。協定期間は16年4月1日から19年3月31日まで。
参加表明書・技術提案書の受け付け後、16年2月中旬に技術提案書審査、3月上旬に技術提案書の特定通知、4月1日に協定を締結する。
募集要項などは知立建設事務所ホームページ参照。
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建通新聞社