佐藤食品工業(新潟市東区宝町13番5号 佐藤元代表取締役)は、本社敷地内の駐車場に新社屋を建設する。16年5月6日着工、17年3月末完成を予定している。
現本社ビル(延べ2138・91平方メートル)は77年に竣工。事業拡大による人員増への対応および施設の老朽化から、今後、中長期の企業活動を継続していくために、新社屋建設を計画。社員の働きやすい環境の実現や環境負荷を軽減し、地域環境への貢献などをコンセプトとしている。
建設規模はS造4階建て延べ2981・18平方メートル(建築面積1015・89平方メートル)。建設に併せて、グループ企業とのシステム連携のため、新基幹システムを導入する。総工費は未定。設計は都市総合計画(新潟市中央区)で業務が進められている。施工者は未定で、1月以降に指名数社から見積もり徴集し、春ごろ決定へと運びたい意向。
なお、新社屋完成後の現本社ビルは、耐震補強を実施し、研究開発部門機能が入る予定。
同社は「将来的な企業規模の拡大にも対応し、さらなる業務効率の向上に努める」としている。