15年度国土と交通等に関する知事表彰式が25日、県庁で開かれ、谷本正憲知事が優良建設功労者や優良建設工事の受賞者らの栄誉をたたえた。
この表彰制度は、国土交通行政等に関する意義、目的、重要性を広く県民に広報し、理解や支援・協力を求めることが目的。今回の受賞者は優良建設功労者16人、優良建設従業員24人、優良建設工事20工事(土木部発注15工事、農林水産部発注5工事)、優良道路愛護団体1団体、優良河川愛護団体3団体、優良砂防監理補助員1人、優良土地区画整理事業3団体、小学生を対象とする図画コンクール6人(ほか佳作6人)。
表彰式の中で谷本知事は建設業関係者に向けて「昨今は建設業において杭打ちデータ流用とかあまり良くない報道がなされているが、受賞者の皆さんはまじめに真摯に工事に取り組んでいただいた。この受賞を誇りに良質な社会資本整備に尽力をいただきたい」などとあいさつした。
これに対し受賞者を代表して優良建設功労者に選ばれた犀川組の末田廣昭代表取締役が「我々は地域社会に貢献する使命感を持って、これからも県民の安全安心な生活環境の基盤整備に力を尽くしたい。本日の栄誉を励みとして一層精励努力する所存です」などと謝辞を述べた。