合資会社開花亭(福井市中央3丁目9|21 開発毅代表社員社長)は、福井市中央3丁目1604で物品販売店「開花亭 廚(くりや)」の建設を計画している。近く着工へと運ぶ予定だ。
設計監理は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)、施工は村中建設がそれぞれ担当。
調理と物販機能で構成する、福井の「食」の拠点施設との位置づけで、県内の伝統野菜などの農産物や、それを用いた惣菜、さらにオリジナルのみやげ品を製造・販売。地域の活性化に資する事業に産官金が連携して取り組む総務省の地域経済循環創造事業交付金に採択された。
計画によると、W造2階建て延べ129・17平方メートル規模で新築。福井市グリフィス記念館の西側に位置し、開花亭にも近接。福井の実り=収穫物を運ぶ「収穫箱」をモチーフとし、実際のりんご箱状の箱を散りばめ、さらに一部では緑化も図る計画となっている。