和歌山県橋本市で橋本さつき保育園を設置・運営する社会福祉法人寿翔永会(理事長永山勝利氏、和歌山県橋本市さつき台2丁目476−5)は、定期借地する京都市伏見区の土地に地域密着型特別養護老人ホームや認知症対応型共同生活介護(グループホーム)などから成る高齢者福祉複合施設を建設する計画を進めている。
計画地は国道24号沿いの京都市伏見区桃山町泰長老176−5、京都市伏見区常盤町40−3。都市再生機構西日本支社から52年間定期借地する都市再生機構観月橋団地(A街区)の敷地2911・63u。用途地域は第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)、第2種住居地域(建ぺい率60%、容積率300%)。現況は更地。
(仮称)高齢者複合施設伏見観月橋新築計画の当初計画案によると、規模はRC造3階建(耐火建築物)、延2494・95u(建築面積1089・01u/1階986・98u、2階777・81u、3階731・06u)。内部には地域密着型特別養護老人ホーム(定員3ユニット・29人)、グループホーム(定員2ユニット・18人)、小規模多機能居宅介護、居宅介護支援事業(ケアプランセンター)を収容。1階と2階に地域密着型特養等、3階にグループホームを配置する。
全体工程によると28年1月に指名通知し2月に入札、3月に着工する予定で12月末頃までに完成させ、29年3月の開所を目指す。
設計は藤田建築設計事務所(大阪市淀川区・06−6391−0155)。