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　自然科学研究機構は、岡崎市明大寺町の基礎生物学研究所（基生研）実験研究棟を改修する計画で、本体改修工事とそれに伴う設備工事の各設計業務を簡易公募型プロポーザルにより公告した。参加表明書の提出期限はいずれも12月28日、技術提案書は２０１６年１月25日。設計とともに改修の詳細をまとめる方針。16年度の工事着手に向け予算化を図る。
　主な参加資格は、文部科学省の15・16年度設計・コンサルティング業務に係る一般競争（建築）参加有資格者で、00年度以降に元請けとして延べ面積１６００平方�b以上および３階以上の校舎、研究施設の設計（改修設計は実施設計、設備設計は電気・機械設備の実施設備設計）の完了実績−など。
　対象は基生研の実験研究棟の増築部分で、鉄筋コンクリート造地下１階地上４階建て延べ３０５０平方�b。本体の改修工事に関する実施設計と電気・機械設備に関する設備設計を行う。
　現在の施設は、１９７９年に鉄筋コンクリート造地下１階地上４階建て延べ８０２７平方�bを建築後、83年に増築したもので今回の改修は増築施設が対象になる。建築から30年以上が経過しており、施設の老朽化対策として全面的に改修、一新を図る。
　プロポーザルの選考結果は16年１月29日に各特定業者へ通知する。設計の履行期限はいずれも同年３月25日。設計とともに詳細を詰め、16年度の工事着手に向け予算化を図る。
　所在地は岡崎市明大寺町字西郷中38。

提供：建通新聞社