中津川市は、坂本小学校の将来的な増築と幼保一元化の取り組みを進めるため、「坂本幼稚園」と「坂本保育園」を統合して「坂本こども園」の新設を計画している。2018年度内の新園舎完成を目指しており、担当課では、16年春をめどに現在数カ所ある建設候補地を1カ所に絞り込み用地取得交渉に入りたいとしている。
1月中旬には各候補地を比較するためなどに活用する予備設計を委託する。用地確保が順調に進めば、17年度には実施設計などを行う。
同事業は、坂本幼稚園に隣接する坂本小学校で児童数が増加して普通教室が不足してきていることで、校舎増築用地が必要なことと、坂本保育園の園舎が老朽化していることなどから、幼稚園と保育園を統合して移転新築することを決めた。
こども園の建設候補地は、茄子川地内の敷地面積5000〜7000平方b。施設規模は平屋で1300〜1400平方bを想定している。
現在の坂本保育園、幼稚園は両施設とも鉄骨造平屋640平方b。所在地は保育園が茄子川692ノ12。幼稚園が千旦林1460。
なお、小学校の校舎増築計画は、現段階では具体化していない。
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建通新聞社