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北陸工業新聞社
2015/12/24

【新潟】PFI含め発注方式検討へ/次期ごみ処理施設整備事業/糸魚川市

 糸魚川市は16年度、次期ごみ処理施設整備事業について、PFIを含めた発注方式の選定を行う方針だ。当初予算にアドバイザリー業務委託料を計上する見込みで、支援を受けながら整備方針をまとめるとしている。
 稼働から10年余りが経過し、耐用年数が近くなっている清掃センターごみ処理施設(須沢地内)を更新するもの。次期ごみ処理場はストーカ式焼却炉を採用、処理能力に53トン/日規模を見込む。建設場所は既存施設敷地内。将来的な溶鉱炉の増設も視野に入れている。
 基本計画で示した整備費用の試算では、建設費に33億5490万円、完成から15年間の維持管理費に37億5000万円を見込む。17年度から3カ年で建設し、20年度の稼働を目指す。
 基本設計は日本環境衛生センターが担当。
 総合計画実施計画(16−18年度)によると、16年度は発注支援や生活環境影響調査などに3780万円、17年度は実施設計と建設工事、施工監理に1億4800万円、18年度は建設工事に30億6200万円の事業費を見込んでいる。