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国や市町村などの道路管理者で構成する群馬県メンテナンス協議会は21日、前橋市内の群馬建設会館で第６回の協議会を開催した。当日は、来年度の地域一括発注の予定や、国土交通省が取りまとめた２０１４年度の道路メンテナンス年報の紹介などが行われた。
地域一括発注とは、土木技術者が少ない市町村の点検業務や土木工事の積算業務などを、群馬県建設技術センターを通して一括で発注する方法。本年度は12月現在で、16市町村の８１０橋で橋梁点検を行っている。来年度の一括発注については、すでに市町村へ募集済みで、来年６月中に委託業務の入札が行われる予定だ。
また、国土交通省が作成を進めていた14年度の道路メンテナンス年報が11月に完成したことを受け、全国の橋梁やトンネルなどへの点検の実施状況を解説。14年度は全国約72万橋のうち、約６万橋で点検を行い、そのうち約６０００橋で緊急または早期に措置が必要な橋梁と判断された。なお、緊急に対応が必要な約１００橋については、すでに工事を実施した。