魚沼市は21日、12月補正予算の追加分を発表した。新庁舎整備事業に係る測量調査設計委託料として100万円を計上するとともに、17年度までの継続費として総額1億6000万円を設定。年割額は、15年度が100万円、16年度が6000万円、17年度が9900万円となる。
設計業務は、市議会特別委員会で継続審議中の「市役所の位置を定める条例」が可決され次第、発注となる見通しだ。現段階で時期は未定としている。選定に当たってはプロポーザル方式を採用、県外事業者も視野に参加を募る予定。基本・実施一括での発注となる。
建設候補地は北部公民館に隣接する市有地およびその周辺。施設規模については1万9平方メートルを想定。このうち事務室部分(会議室、倉庫など含む)の延床面積は6709平方メートル、付帯施設(防災関連施設、市民交流関連施設)は3300平方メートルとしている。概算事業費には53・3億円を見込む。
今後、17年度までの2カ年で基本・実施設計をまとめる。19年10月の完成を目指し、事業を進める方針だ。