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　白山市は、笠間中学校、北辰中学校、石川小学校の大規模改造について１６年度から２カ年で工事を進める方針で予算要求している。先に市が策定した中期計画（１６〜２０年度）に盛り込んだ。
　いずれの施設も築後３０年超が経過し、老朽化が指摘されている。このため、各学校の大規模改造を行い、児童や生徒にとって安心・安全の教育環境を整える。
　笠間中学校（笠間町地内）は▽校舎＝ＲＣ造４階建て延べ４７９０平方メートル▽屋内運動場＝ＲＣ造延べ１８５８平方メートル▽笠間体育館＝Ｓ造延べ９８４平方メートル―。工事には、防音事業やプール改修、外構およびグラウンド改修を含む。実施設計は山岸建築設計事務所。中期計画によると、１６年度の事業費に３億２５００万円、１７年度に５億９７００万円を設定している。
　北辰中学校（日向町地内）は▽校舎＝ＲＣ造４階建て延べ５８２６平方メートル▽屋内運動場＝ＲＣ造２階建て延べ２０４０平方メートル―。工事には厨房・グラウンド改修を含む。実施設計は北国コンサルタント。中期計画で１６年度の事業費に４億５９００万円、１７年度に４億６０００万円を設定。
　石川小学校（源兵島町地内）は▽校舎＝ＲＣ造３階建て延べ２９４２平方メートル▽屋内運動場＝Ｓ造一部ＲＣ造平屋建て延べ６７８平方メートル▽厨房増築２２７平方メートル―。工事にはプール改修、外構改修を含む。実施設計はＭＡＣ建築研究所。中期計画で１６年度の事業費に５億８００万円、１７年度に２億４６００万円を設定した。