鹿児島建設新聞
2015/12/22
【鹿児島】県担い手確保・育成ネットワーク協議会 方針を決定
第2回県建設産業担い手確保・育成ネットワーク協議会(会長・川畑俊彦県建設業協会長)が21日、鹿児島市の県建設センターで開かれた。各団体から約20人が参加して四つの議題について議論を深め、今後の取り組み方針を決定した。
冒頭、川畑会長が「どの産業も人材確保に苦慮している。出前講座やインターンを通じてイメージアップを図り、担い手確保に取り組んでいきたい」と挨拶した。
議事では、離島における新人研修アンケートの結果や専門工事業団体における入職者訓練計画を報告。また、求人活動、入職促進、広報活動、教育訓練の在り方などを盛り込んだ担い手確保・育成ネットワーク構築支援事業取り組み方針を決定したほか、同協会が関係機関と連携して事業取り組み計画を取りまとめることなどを確認した。
山ア洋県技能士会連合会長は「われわれ専門業も社会保険対策や陳情活動などにコツコツ取り組んでいる。業界の裾野を支える技能者がいることも理解して欲しい」と訴えた。