竹田市は18日、直入町の国民宿舎直入荘の温泉利用型健康増進施設「ミニクアハウス」建設の設計業務受託業者を選定する、簡易公募型プロポーザルの手続きを始めた。28年2月16日の審査委員会での公開プレゼンテーションとヒアリングを経て、最優秀者と次点者の選定結果を公表する。
建設地の敷地条件は、6600平方bの敷地内に温泉施設は500〜1000平方bで改修、増築を想定、宿泊棟は解体して建替える。ただし温泉棟を解体して新築を提案する場合は概算事業費3億円以内。設計委託料は上限2400万円(税込)。期限は28年3月25日まで。
業務内容は、温泉施設に併設予定の宿泊棟を含めた基本構想と、温泉施設本体建築、設備、外構などの基本・実施設計。また、市の主要施策である温泉療養保健制度を活用したクアオルト構想(温泉資源を活用したまちづくり)を踏まえ、長湯温泉の特性を生かし長期滞在、観光振興、地域活性化など多面的施設の設計とすること求めている。
スケジュールは、現地説明会を24日午後2時から、旧直入荘で開く。参加表明書提出期限は28年1月15日。同1月29日に1次審査し二次審査対象者5者程度を選定。同2月16日に2次審査(公開プレゼンテーション)する。
29年春から夏にかけて、宿泊棟を含む施設の完成を目指している。詳しくは、竹田市のホームページで。
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大分建設新聞社