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　金沢市尾山町の北國銀行第２本館跡地で、ユニゾホテル（東京都中央区八丁堀２丁目１０番９号、小崎哲資社長）が計画の「（仮称）ユニゾイン金沢新築工事」は、１６年４月に着工し、１７年５月末の完成を目指す。
　建設規模はＳ造一部ＲＣ造、地下１階、地上１３階建て延べ４３３５・８４平方メートル（建築面積５１６・２９平方メートル）。高さは４３・９２メートル。伝統と由緒ある土地柄を考慮し、和風エントランスやロビーなどに金沢らしい格式と風情・情緒を醸し出す。場所は同市尾山町１５６番、１５７番で敷地面積が６７９・８４平方メートル。設計は大建設計（大阪市西区京町堀）が担当。
　同ホテルが保有・運営するホテルとしては１８店舗目となり、北陸エリアへの進出は初めて。客室数は２００室程度を想定し、１階部分にテナントが入居する予定。新幹線開業効果を取り込む。
　北國銀行では同跡地の売却にあたり、中心市街地であることから、街の賑わいや地域活性化を最優先に進めてきた。なお、旧本店跡地については共立メンテナンスのホテル事業と三菱地所レジデンスのマンション事業が予定されている。