安城市は、企業立地推進事業として「榎前地区」に新たな工業団地の整備を計画しており、順調なら1月にも測量業務を委託する。12月補正予算案には用地測量業務の事業費として、2015年度〜16年度の債務負担行為の限度額5000万円を設定した。
対象は、国道23号「知立バイパス」と県道安城碧南線との交差点を挟んだ東西に面する用地で、榎前町地内の民有地約25f。今回の用地測量で現況を把握し、用地取得に向けた交渉を進めていく考えだ。
工業団地の整備構想では、都市計画マスタープランに国道23号沿いの5カ所を候補地として盛り込み選定を進めてきたもので、9月の市議会で榎前地区を最終報告した。すでに、地権者への説明を開始しており、今後本格的な用地交渉を進める方針。18年度をめどに分譲開始を目指す。
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建通新聞社