スポーツ立市を目指している佐伯市は、市内長谷に整備中の総合防災運動公園の一角に、普段は屋内運動施設として利用し、災害時に救援物資の荷さばき場に活用する、上城地区防災・避難広場兼屋根付き運動広場と管理棟を建設する。実施設計を拒蝸L設計(大分市)に28年3月18日期限で委託した。28年度着工、29年度完成を目指す。
同公園内には、同運動広場・管理棟のほか、大型の災害備蓄倉庫、普段は公立小中学校の給食を調理し、災害時は炊き出しの要になる学校給食センター、市内に3社ある青果市場が統合して新しく設ける青果市場などの建設が計画されている。
委託内容は、▽運動広場=敷地面積約300平方bS造平屋建て約2600平方bの建屋。普段は内野の広さの野球練習場で1面、テニスコートで3面、フットサルで1面、ゲートボールで2面がとれる屋内運動施設として利用▽管理棟=敷地面積約200平方bにS造平屋建て約170平方bに事務室、ミーティングルーム、シャワー室、更衣室、内外から利用できる便所などを設ける。
工事費は約5億円。工期は、10ヵ月を見込んでいる。
提供:
大分建設新聞社