建設新聞社
2015/12/16
【東北・福島】富岡杉内ソーラーを選定/18MW規模の太陽光発電所を18年度までに設置
福島県は、「再生可能エネルギー発電設備等導入基盤整備支援事業費補助金」の第2次採択予定者に合同会社富岡杉内ソーラーを選定した。
同社は、シャープを中心とした特定目的会社(SPC)で、現在は事業所を福島県郡山市に置いている。
計画では、富岡町北部で常磐自動車道にほど近い上手岡地内を整備用地に、最大出力約18メガh規模の太陽光発電所を2018年度までに設置する。なお、スケジュール等の詳細は本採択後の公表となる。
この補助金は、福島第一原子力発電所事故に伴う避難解除区域等の経済再生に向け、同区域において、当面の利用が困難な土地を活用して行う再生エネルギー事業を対象としている。補助採択者は、福島県や電力会社等で組織する「福島県再生可能エネルギー復興推進協議会」に参画し、収益の一部を負担金として拠出。拠出金は、協議会が避難地域の環境、農業、コミュニティ再生等の事業費として運用する。
提供:建設新聞社