トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2015/12/16

【京都】JR複線化で踏切改良工事 歩道設置や道路拡幅を計画

 城陽市は、JR奈良線複線化に併せ久津川道踏切及び寺田道踏切について歩行者の安全対策を図るため、踏切内の歩道新設や踏切前後の市道に歩道設置を行う。
 久津川道踏切については、市道103号線歩道設置事業として、踏切内に歩道を新設するともに踏切前後(東西)の市道103号線に歩道を設置し安全対策を実施する。計画では、L約170m、W9・5m(車道7m、歩道2・5m)及びJR久津川道踏切内の歩道(W2・5m)を新設する。また、踏切東側の市道104号線はJRの複線化が東側拡幅の計画により道路幅員が不足することから、久津川道踏切の改良に併せた道路拡幅事業を決めた。L約100m、計画幅員W6m(東側に幅広路肩W1・5m)。事業費は約5億5400万円(交付金事業)。事業期間は28年度から31年度の予定。市道104号線についてはJRの複線化工事に引き継ぐ必要から先行して工事を行う。28年度に用地測量や詳細設計を実施し、29年度に工事を完了させる。
 寺田道踏切については、歩道新設を実施。L約32m、W7・0m(車道5・0m、歩道2・0m)で計画。事業費は約1億1000万円(交付金事業)。事業期間は31年度から32年度の予定
 その他、広野踏切については、近接するJR新田駅南側において都市計画道路宇治淀線がJRアンダーで東西に抜ける整備工事が進んでおり、交通量の変化が予測されることから今後の交通状況を鑑みながら歩道整備を検討する。
 西日本旅客鉄道(JR西日本)は、JR奈良線複線化第二期事業について28年度から工事に着手する予定で、列車の運行と市民の安全確保のため危険度の高い平川鍛冶塚の勝手踏切の閉鎖を決めた。