真庭市は、11日までに北房統合小学校(仮称)と北房こども園(仮称)の設計プロポーザル最優秀者を東畑建築事務所大阪事務所(大阪市)に決めた。順調なら、同社と近く正式契約して、設計業務に入る。設計期限は2016年3月。建築工事には、同年9月から着手する予定。工期は18年2月まで。
基本計画によると、総事業費約30億円をかけて、下呰部289ほかの至道高校跡地約2万8280平方bに北房地区内にある5小学校と6幼保育園を統合する施設を整備する。
規模は、木造を基本とした構造で、CLT(直交集成板)を活用した総延べ約6720平方bを想定。校舎が3階建て以下で延べ約3700平方b、屋内運動場が2階建て以下で約800平方b、こども園園舎が2階建て以下で延べ約1650平方b(保育室数11室、定員178人)。
このほか、水面積約400平方bのプール(補助プール含む)、プール付属棟約70平方b、屋外倉庫棟約100平方bとなっている。
(提供:建通新聞社)