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渡良瀬川工事等安全協議会（会長・牛膓宏国土交通省渡良瀬川河川事務所長）は11日、栃木県足利市内の足利市民プラザで工事安全施工研究発表会を開催した。当日は、管内で行われた５工事の現場担当者が、施工時に取り組んだ安全対策を発表。協議会員ら約70人が聴講した。
最優秀賞には、梁島千裕氏（潮田建設）が選ばれた。また、優秀賞には、黒田裕之氏（岩澤建設）と池�ｱ治氏（新菱工業）が選定された。
冒頭、牛膓会長が「安全対策は、皆さまに普段から率先して行ってもらっているが、各現場の特性を把握して、災害の危険性をなくしていかなければならない。きょうの発表で、示された課題や工夫を皆さまの現場に取り込んでほしい」と話した。
最優秀賞に輝いた潮田建設の梁島氏は、伊保内橋下部工事の安全対策について発表。足場での作業空間の確保や、安全帯の着用確認所、耐用試験所を設けるなどの工夫を現場に取り入れていた。
なお、来年２月５日に行われる砂防関係工事安全施工研究発表会には、砂防工事の発表で優秀賞を受賞した岩澤建設の黒田氏が発表する。