善通寺市は、新庁舎建設に向けた基本構想・計画策定を行う事業者選定をプロポーザル方式で行った結果、山下設計関西支社(大阪市中央区)を最優秀提案者に選定した。次点は東畑建築事務所大阪事務所(大阪市中央区)となった。
市は、2016年9月まで基本構想・基本計画を策定し、16〜18年度に基本・実施設計、19年度に着工、20年度末の完成を目指す考えを表明している。
現市庁舎は、耐震診断で緊急に改修等の措置を講ずる必要があると診断されていることから、市が15年8月に「新庁舎建設に関する基本的な考え方」を策定している。建設場所については、現市庁舎の敷地が望ましいとし、庁舎の規模については、想定床面積を6100〜8500平方bとしている。また行政・議会・市民利用といった従来の機能に加え、危機管理機能や省エネルギー化も求める。
既市庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階(塔屋4階)建て延べ4220平方b。敷地1万3144平方b。所在地は文京町2。
提供:建通新聞社