鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部大阪支社は14日、白山市米光町、井関町、源兵島町、手取町、水島町、末正町地内及び川北町橘地内「北陸新幹線、川北橘高架橋他」を、政府調達協定対象(WTO)に基づく一般競争入札で公告した。申請書の提出は14日から16年1月14日まで。開札は2月26日。
競争参加資格は規定の条件をすべて満たす3者または4者を構成員とする特定建設工事共同企業体とし、▽同支社管内(北陸)土木の認定者▽構成員3者の場合、代表者は客観点数が1400点以上、第2位が1200点以上、最下位が1000点以上1200点未満だが、県内に本社を置く者は950点以上1200点未満▽構成員が4者の場合、第2位までは前述と同様で、第3位が1000点以上、最下位が1000点以上1200点未満だが、県内に本社を置く者は950点以上1200点未満―。
工事内容は北陸新幹線、高崎起点360キロメートル941メートル〜363キロメートル749メートル(L=2808メートル)間のうち、RC場所打T桁橋70連、RC橋脚58基、RC連結橋脚3基、ラーメン高架橋30連(6〜3径間)、場所打杭648本他。工期は33ヵ月。
主な資機材は生コンクリート約5万5000立方メートル、鉄筋約1万900トンとなっている。
詳細設計については復建エンジニヤリングが担当している。
現場経験の少ない技術者の技術力向上を図るため、主任技術者または監理技術者を専任で補助する技術者を配置することができる試行工事。