伊賀市は、「伊賀市公共下水道アクションプラン」の策定作業を進めている。2016年度から10年間で実施する汚水処理施設整備や年度別計画をまとめるもので、15年度内に策定する。業務担当は日本水工設計伊賀事務所(伊賀市)。委託工期は16年3月15日。
市では、05年度から10カ年を期間とした「伊賀市生活排水処理アクションプログラム」を現行計画として、公共下水道事業を進めており、今回の業務で、同計画を見直し、より詳細な公共下水道事業の計画(プラン)としてまとめる。県内の各市町が策定し、県が16年度にまとめる「三重県生活排水処理アクションプログラム」にも反映される。
計画の見直しに当たっては、国が示した「持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想マニュアル」などに沿って検討を行う。
主な計画の内容は、10年間で行う汚水処理施設の効率的な整備に向けて、下水道や農業集落排水施設などの年度別整備計画をまとめるとともに、長期的な汚水処理の目標として、公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽などの整備区域、整備人口を設定する。
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建通新聞社