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建設経済新聞社
2015/12/10

【京都】このしま保育園を現地改築 新園舎S造2階建、延849u

 社会福祉法人このしま保育園(神服一夫理事長、京都市右京区太秦森ヶ東町50−2)は、同地のこのしま保育園について、老朽化と耐震化のため改築を計画している。
 同地の木島神社(蚕ノ社)の境内地に建つ既存園舎(S造平屋建、449・85u/昭和46年築)について、25年度に耐震診断を行った結果、地震で倒壊又は崩壊する危険性が高いことが判明したことから改築し対応する。
 当初計画案によると、新園舎はS造2階建、延849・16u(建築面積487・48u/1階449・78u、2階399・38u)。
 27・28年度の2ヵ年事業で整備工期は28年2月から29年3月までの予定。
 現行定員は100人で、改築に伴い30人増やし130人とする。
 総事業費は仮設施設整備費や解体費等を含め約4億2000万円と見込む。
 京都市は11月補正予算案に、このしま保育園の整備助成費として5500万円(債務負担に限度額1億2620万円)の合計1億8120万円を計上し、老朽改築及び定員増を支援する。
 同計画にはジャクエツ環境事業(福井県敦賀市)とアトリエ9建築研究所(東京都目黒区)が参画している。